インド日記

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やっと井戸を全部作り終えたので、



南インドに移動しました。


こっちにきて、感じたことや、


思ったことを書いた日記です。



Kochiで書いた日記なのですが、写真を撮らなかったので、


その近く、Alleppey の景色といっしょにどうぞ。










1月6日(はれ)Fort kochi beach にて




やっと南インド、Kochi についた。



まだ少ししか見ていないけど、



ここはデリーやバラナシなどの、北インドとは、全く違う雰囲気。



石畳や洋風の建物もあって、すこしヨーロッパみたい。



何より違うのは、路上に牛や物乞いがいないこと。



だから、牛のフンを踏む心配や、物乞いの人へのストレスもいらない。





そういえば、こっちにきて、まだ物乞いの人を見てない。



同じ国なのに、州が違うだけでこんなに違うんだ。

 




ケーララ州は、インドで一番、文字を読める人の割合が多い。



言葉も違うし、文字も違う。



顔も北インドの人と少し違う。



違う国に来たみたいだ。












1月7日(はれ)Loafers Corner Cafeにて




本やネットなどの情報で、



インドで騙されたり、襲われたりすることが不安だったけど、



今のところ、騙されてないし、嫌な目にも逢ってない。





インド人のおじさんに、この話をしたら、

 


「きみがいい人ならいい人と会うし、悪い人なら悪い人と会う。」

 


って言われた。



シンプルだけど、そうかもしれない。





でも、こっちにきて思ったけど、



いい人と悪い人って、見分けがつく。





目が違う。





いい人の目もあれば、悪い人の目もあるし、



商売っぽい目もあれば、やさしい目もある。



 

人を騙すような人は、

  


人を騙すような目をしていると思う。





話しかけてくる人の中に、



明らかにいい人って感じの人がいる。



この人が人を騙すなら、見てみたいって感じの人。





誰かについていくときは、



そういう人についていけばいいと思う。



それか、よく目を見る。



わたしは、それで、今のところ大丈夫。





目は口ほどにものを言うって本当だ。












1月6日(はれ)Saint Francis Church の近く




ときどき、インド人から言われて驚くことがある。



通りすがりの人との、



軽いおしゃべりだと思ってなめていると、



突然、的を得たことを言ってくるから、びっくりする。



よく見てるね、って思う。





” If you catch the good wind, stay that wind.”


(いい風に乗ったときは、そこにとどまりなさい。)

 




これはオートリキシャーのおじさんに、



よく旅をすることと、



私の名前の由来を話したときに言われた。





おじさんのメッセージは、



" とどまることも忘れずに ”





これは、場所だけじゃなくて、気持ちだとか人だとか、


いろんなことに当てはまると思うけど、



わたしは、移り気なので、ちょっと響いた。





“ You are serious but crazy.”


( きみは真面目だけど、クレイジーだからね。)





最後に、おじさんが、さらっと言った。



おじさんとは、数分しか話してないし、



内容は普通のこと。



インドの話とか、日本の話。





真面目って言われるのは分かるとして、



わたしのことなんて、ほとんど何も話してないのに、



なんでクレイジーって分かったんだろう。





インド人って不思議だ。



















Kochiでの日記は、これで終わりです。


日本人はあまり、南インドには行かないらしいのですが、



きれいだし、平和だし、とてもおすすめです。



なによりインドは、北だけじゃないので、





そういえば、



北インドが嫌いって言う人はいるけど、



南インドとかリシュケシュが嫌いって言う人は見たときない。



だから、インドが無理そうな人は、


最初から南に行けばいいかもしれません。






ところでわたしは今、



Varkala という海のそばの町にいます。



明日は久しぶりに、海で泳ごうと思います!




ではでは!!!