インド日記3

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わたしは今、インドの最南端のKanyakumari というところにいます。



これは、わたしが大好きなVarkala beachにいるときに書いた日記です。


では、どうぞ!







 

1月12日 Varkala beach, Sky lounge にて







このカフェのテラスで飲むコーヒーが大好き。



目の前のこの景色がいいスパイスになって、Varkala beach味のコーヒーになる。





なんか海ってずっと見ていても飽きないな。



きれいな海を見ていると、きれいな人になる気がする。


 


そういえば、前に会った人が、



人は今までに、食べたもの、見てきたもので、できてるって言ってた。



だから、きれいなものをたくさん見てきた人は、きれいになるんだって。





人は食べたものでできてるっていうのは、よく言うことだけど、



これは素敵な考えだと思った。





五感が吸収したもので、わたしができているのなら、



わたしは、いつもきれいなものを見ていたい。














1月14日  Abba restaurant にて




今日もVarkala beach はいい天気。



カフェのテラス席に座っていると、よく物売りのおじさんがくる。



さっきもおじさんが新聞を売りにきていたんだけど、



そのおじさんはポケモンのナマズンにそっくりだった。



つまりナマズに似ていた。



でもなんか愛嬌があってかわいかった。





観光客の人たちは誰も新聞を買わないし、



おじさんはちょっと寂しそうだし、しかもナマズにも似ているし、



人間界も大変だなっと思って、新聞を一部買ってみた。





買ったのは、ニューヨークタイムズならぬ、タイムズインディア。



まあ、世間に興味がないので読まなかったけど。



  


ナマズンの新聞が明日も売れますように。






(この Water melon mint smoothie めっちゃおいしかった!南インドはどこのカフェも、フルーツをそのまま使ったフレッシュジュースが飲める。)








1月×日




インドで店員さんとか知らない人に「なにしてる人なの?」って聞かれたら、



「I’m a writer.」って答えてる。



なんかいろいろ説明するのめんどくさいし。





それで、そのとき思ったんだけど、



好きなことで、お金をもらっているとか関係なく、



絵が好きなら「画家です」とか、



書くのが好きなら「作家です」って言っていいと思った。





その時、なりたいものになればいいと思った。














1月×日




海外に行くとよく、



1年の半分はインドにいるという人とか、



1年の半分以上は海外を旅しているという人たちに会う。



日本でそういう人は珍しがられるけど、



海外に行けばそういう人はいくらでもいる。





旅をしたいけど、周りの人がしてないからできないって思ってる人には、



ぜひこの事実を知ってほしい。





日本の常識や考え方が、



普通だと思って生きていると、もったいないと思う。



というか、しんどいと思う。




だって、世界にはいろんな人がいるし、



日本の「ふつう」は、



世界の「ふつう」なわけではないから。














1月×日



生きているとよく、


大切じゃないものを大切にして、


大切なものを大切にしていないことがある。


大切なものを大切にして、生きていきたい。







  



というわけで、今日の日記紹介はこれで終わりです。


このビーチ、とってもピースフルな雰囲気で、すごくお気に入りです。


また行きたいです。



ではでは!!